胡蝶蘭の茎から芽が出た!高芽や根の見分け方と育て方

大切に育てている胡蝶蘭の茎から、ある日ひょっこりと新しい芽が出てきて、「これは何だろう?」「このまま育てて良いのだろうか?」と驚いた経験はありませんか。脇から芽が出たけれど、脇芽をどうするべきか悩んでいる方も多いかもしれません。
その芽は、新しい花を咲かせる「花芽」かもしれませんし、株を増やすチャンスとなる「高芽」の可能性もあります。また、時には茎から根が伸びてくることもあり、見分け方が重要になります。
この記事では、胡蝶蘭の茎から芽が出た際の、それぞれの見分け方から、高芽の育て方、さらには意図的な高芽の出し方まで詳しく解説します。
花茎が枝分かれした場合の対処法や、元気な株を茎から増やす方法、メネデールのような活力剤の活用法についても触れていきます。この機会に、あなたの胡蝶蘭の可能性をさらに広げてみませんか。
- 高芽・花芽・根の見分け方
- 高芽や枝分かれした花芽の育て方
- 株分けや胴切りで増やす方法
- 芽が出た後の水やりや肥料など管理
胡蝶蘭の茎から芽が出た?花芽と高芽の見分け方

- 脇芽どうする?脇から芽が出たときの正体
- 花芽と高芽が発生する原因とは
- 見分けるポイント①:生える場所と伸びる向き
- 見分けるポイント②:先端の形と色の違い
- 花芽が枝分かれするのは健康な証拠?
- 間違えやすい!茎から根が出る場合
脇芽どうする?脇から芽が出たときの正体

胡蝶蘭の葉の付け根や花が終わった後の茎(花茎)から出てくる新しい芽は、通称で「脇芽」と呼ばれますが、その正体は主に「花芽(はなめ)」か「高芽(たかめ)」の2種類です。
どちらの芽なのかによって、その後の育て方や対処法が大きく異なります。そのため、まずは出てきた芽がどちらなのかを慌てずにじっくりと見極めることが最も重要になります。
花芽であれば、それは次に美しい花を咲かせるための茎(花茎)に成長していきます。
高芽は葉と根を持つ新しい株(子株)に成長するもので、うまく育てれば株分けをして胡蝶蘭を増やすことができます。どちらの場合も、基本的には胡蝶蘭が元気に成長している証拠と捉えて良いでしょう。
出てきた芽の正体
胡蝶蘭の茎から出る芽は、新しい花になる「花芽」か、新しい株になる「高芽」のどちらかであることがほとんどです。それぞれの特徴を理解し、正しく見分けることが最初のステップです。
まずは芽の成長を少し見守り、後述する見分け方のポイントを参考にして、その正体を突き止めましょう。
花芽と高芽が発生する原因とは

花芽と高芽は、それぞれ異なる環境要因や株の状態によって発生します。これらの原因を知ることで、なぜ自分の胡蝶蘭にその芽が出てきたのかを理解しやすくなります。
花芽が発生する主な原因
花芽の形成は、主に温度の変化によって促されます。胡蝶蘭は、一定期間の低温に当たることで、子孫を残すための生殖活動として花を咲かせる準備を始めます。
具体的には、夜間の温度が18℃以下の状態が20日〜40日ほど続くと、花芽分化(花芽を作ること)が始まるとされています。日本の自然環境では、秋が深まり涼しくなってくる10月〜11月頃が、この条件に合致する時期です。
高芽が発生する主な原因
一方、高芽は花芽とは異なる要因で発生することが多いです。主な原因は以下の3つが考えられています。
- 高温環境
花が終わった後も夜間の温度が25℃以上になるような「熱帯夜」が続くと、花芽ではなく高芽が出やすくなります。 - 肥料のバランス
葉や茎の成長を促す「窒素」成分が多い肥料を与え、花の形成に必要な「リン酸」が不足していると、高芽が形成されることがあります。 - 親株のSOSサイン
病気や根腐れなどで親株自身の生育が危うくなった際に、胡蝶蘭が子孫を残そうとする防衛本能として高芽を出すことがあります。
「うちの胡蝶蘭、夏に花が終わった後も暑いリビングに置きっぱなしだったから高芽が出たのかも…」というように、原因を推測できると面白いですよね。多くの場合、日本の夏の高温が原因で高芽が出ることが多いようです。
このように、花芽と高芽では発生するメカニズムが異なります。株の状態や育てている環境を振り返ってみると、どちらの芽なのかを判断するヒントになるかもしれません。
見分けるポイント①:生える場所と伸びる向き
出てきた芽が花芽か高芽、あるいは根なのかを見分ける上で、最も分かりやすいのが「生えてくる場所」と「伸びていく向き」です。初期段階では見分けがつきにくいこともありますが、少し成長すると違いが明確になってきます。
生えてくる場所
まず、芽がどこから生えてきたかを確認しましょう。
- 花芽:基本的には、葉と葉の間(株の付け根部分)から出てきます。また、花が終わった花茎の節から二番花として出てくる場合もあります。
- 高芽:主に、花が終わった後の花茎の節から発生します。
- 根:株の根本や茎の途中など、様々な場所から出てくる可能性があります。稀に花芽と同じように葉の間から出ることもあります。
花茎の節から出てきた場合は「高芽」か「二番花の花芽」の可能性が高く、株の根本の葉の間から出てきた場合は「新しい花芽」か「根」の可能性が高いと判断できます。
伸びていく向き
次に、芽がどちらの方向へ伸びようとしているかを観察します。
- 花芽・高芽:どちらも最初は横向きに出てきますが、成長するにつれて光のある方向、つまり上に向かって伸びていく性質があります。
- 根:基本的には重力に従って下向きや横向きに伸びていきます。ただし、着生植物である胡蝶蘭の根は、空中の水分を求めて上向きに伸びることもあり、一概には言えません。
見分けるポイント②:先端の形と色の違い
生える場所や向きである程度の予測がついたら、次は芽の「先端の形」と「色」を詳しく観察してみましょう。成長するにつれて、これらの特徴はよりはっきりと表れてきます。
先端の形
- 花芽:先端はやや扁平で、少し尖ったような形をしています。成長すると、花茎の「節」になる部分がうっすらと見えてきます。
- 高芽:最初は丸いですが、成長すると先端が割れて中から小さな葉が見えてきます。この点が花芽との決定的な違いです。
- 根:先端は丸く、根冠(ルートキャップ)と呼ばれる半透明の帽子のような部分で覆われています。
色
- 花芽:全体的に均一な緑色をしています。
- 高芽:こちらも基本的には緑色です。
- 根:生え始めは緑色ですが、成長するにつれて表面が銀白色に変わっていきます。先端の根冠部分は緑色や茶色っぽい色をしていることが多いです。
見分け方まとめの表
これらの違いを表にまとめると、より比較しやすくなります。
花芽 | 高芽 | 根 | |
---|---|---|---|
生える場所 | 葉の間、花茎の節 | 花茎の節 | 茎のあらゆる場所 |
伸びる向き | 上向き | 上向き | 下・横向き(時に上も) |
先端の形 | やや扁平で尖り気味 | 割れて葉が出てくる | 丸く、根冠がある |
色 | 均一な緑色 | 緑色 | 生え際は緑、本体は白っぽくなる |
最も確実な見分け方は、成長の様子を観察し、先端が割れて葉が出てくるか、節ができて伸びていくかを確認することです。焦らずに見守りましょう。
花芽が枝分かれするのは健康な証拠?

1本の花茎の途中から、さらに新しい花芽が伸びてきて「枝分かれ」することがあります。これは胡蝶蘭の栽培では時々見られる現象で、基本的には株が元気に育っている証拠と考えて良いでしょう。
特に、小輪~中輪のミディ系の胡蝶蘭は、原種の性質を受け継いで枝分かれしやすい傾向があります。株に十分な体力があり、生育環境が良いと、より多くの花を咲かせようとして花芽を分岐させるのです。
枝分かれした花芽の扱い
枝分かれした花芽は、そのまま育てて問題ありません。ただし、いくつかの選択肢があります。
- そのまま咲かせる:たくさんの花が楽しめますが、一つ一つの花が小さくなったり、株の体力を消耗したりする可能性があります。ご家庭で自然な姿を楽しむのであれば、この方法がおすすめです。
- 間引く:メインの花茎に栄養を集中させ、より大きく立派な花を咲かせたい場合は、枝分かれした方の芽を早めに付け根から切り取ります。贈答品のような仕立てを目指す場合はこちらが良いでしょう。
どちらを選ぶかは、育て主の好みや、胡蝶蘭をどのように楽しみたいかによって決まります。株の葉が4枚以上あり、ハリとツヤがある元気な状態であれば、そのまま咲かせても大きな問題になることは少ないです。
もし株が少し弱っているように感じる場合は、負担を減らすために間引いてあげるのが賢明です。
間違えやすい!茎から根が出る場合

胡蝶蘭を育てていると、葉の間や茎の途中から、芽とよく似た「根」が出てくることがあります。これは「気根(きこん)」と呼ばれ、空気中から水分や養分を吸収するための大切な器官です。
前述の通り、根は先端が丸く、成長すると白っぽくなるという特徴がありますが、生え始めは緑色で芽とそっくりなため、見間違えてしまうことがよくあります。
気根は絶対に切らないで!
鉢の外に飛び出した気根は、見栄えが悪いと感じるかもしれませんが、決して切らないでください。気根を切ってしまうと、そこから水分を吸収できなくなるだけでなく、切り口から細菌が入って病気の原因になることがあります。
株全体の成長を妨げてしまう恐れもあるため、そのままにしておくのが基本です。もし、どうしても見た目が気になる場合は、植え替えのタイミングで鉢の中にそっと誘導してあげることも可能ですが、無理に曲げると折れてしまうので注意が必要です。
胡蝶蘭にとって、気根は元気に生きるために不可欠なもの。鉢の外に元気に伸びる根は、むしろ健康のバロメーターだと考え、そのたくましい姿も楽しみましょう。
胡蝶蘭の茎から芽を育てて増やす実践方法

- 高芽の育て方と株分けできる状態の見極め
- 意図的な高芽の出し方と薬剤の利用
- 成長促進に高芽へメネデールを使う方法
- 親株の茎から増やす「胴切り」という手法
- 株分け後の管理と水やりの注意点
高芽の育て方と株分けできる状態の見極め

花茎の節から出た芽が「高芽」だと分かったら、次はそれを育てて新しい株として独立させる「株分け」に挑戦できます。ただし、株分けには適切なタイミングがあり、焦りは禁物です。
高芽は、親株から栄養をもらって成長します。親株から切り離しても自立して生きていけるだけの体力がつくまで、じっくりと育ててあげましょう。
株分けできる状態の見極めポイント
株分けに適したタイミングは、以下の2つの条件が揃ったときです。
- 葉の枚数:高芽から元気な葉が2〜3枚以上出ていること。
- 根の成長:高芽から出た根が3本以上あり、それぞれの長さが5cm以上に伸びていること。
これらの条件を満たすまでには、高芽が出てから数ヶ月~1年以上かかることもあります。それまでは、親株につけたまま、通常の胡蝶蘭と同じように管理を続けてください。
高芽の株分け手順
- 切り離し:よく切れる清潔なハサミやカッターを用意します。高芽の付いている花茎を、高芽の付け根から上下に2〜3cmほど残して切り取ります。
- 植え付け準備:小さめの鉢(2〜2.5号程度)と、新しい水苔やバークなどの植え込み材を用意します。水苔はあらかじめ水で戻しておきます。
- 植え付け:高芽から出ている根を傷つけないように優しく持ち、根の中心に少し水苔を挟みます。その後、根全体を包むように水苔を巻き付け、鉢に入れます。鉢の隙間にも水苔を詰めて、株がぐらつかないように固定します。
高芽を育てることは、親株の体力をかなり消耗させます。もし親株の葉の枚数が少なかったり、元気がないように見えたりする場合は、無理に高芽を育てずに、親株の回復を優先して早めに高芽を切り落とすという判断も大切です。

意図的な高芽の出し方と薬剤の利用

高芽は自然に発生するのを待つだけでなく、人為的に発生を促すことも可能です。「お気に入りの胡蝶蘭を増やしたい」という場合に試せる、少し上級者向けのテクニックです。
この方法は、花が終わった後の元気な花茎の「節」に刺激を与えることで、そこに潜んでいる潜伏芽を目覚めさせ、高芽として成長させるものです。
薬剤を使った高芽の出し方
最も一般的なのは、植物成長調整剤を使用する方法です。
- 準備:花が終わった緑色の元気な花茎を選びます。花茎にある節(膨らんで薄皮が被っている部分)の薄皮を、ピンセットなどで優しく剥がし、中の小さな芽(潜伏芽)を露出させます。
- 薬剤塗布:「ベンジルアミノプリン(BA)」などのサイトカイニン系の薬剤を、綿棒やコットンに少量染み込ませます。
- 処置:露出させた芽に、薬剤をチョンと塗布します。乾燥を防ぐために、薬剤を染み込ませた小さなコットンを巻き付け、ビニールなどで軽く覆っておく方法もあります。
この処置を、夜間の気温が25℃以上に保てる暖かい時期に行うと、高芽が出やすくなります。気温が18℃前後だと、花芽が出てくる可能性が高くなります。
薬剤が手に入らない場合、ニンニクを潰して作った「ニンニク水」や、バナナの皮の内側を擦り付けるといった民間療法的な方法を試している愛好家もいるようです。これらは植物の成長を促す成分が含まれているためと言われていますが、効果は定かではありません。
関連記事:胡蝶蘭にニンニク水は効果あり!簡単な作り方と使い方を解説
植物成長調整剤は、園芸店やインターネットで購入できますが、使用する際は必ず製品の説明書をよく読み、用法・用量を守ってください。また、薬剤の使用は自己責任となりますので、ご注意ください。
成長促進に高芽へメネデールを使う方法

高芽が出てきた後や、株分けをした後の苗の成長をサポートするために、植物活力素「メネデール」を使用するのも効果的な方法です。
メネデールは肥料や農薬ではなく、植物の生長に欠かせない「鉄」を、根から吸収されやすい二価鉄イオンの形で含んだ液体です。主な効果として、発根を促進し、植物を元気にさせる働きがあります。
メネデールの使い方
- 希釈:メネデールを、水で規定の濃度(通常は100倍)に薄めます。
- 与え方:
- 親株についた高芽の場合:希釈液を霧吹きに入れ、高芽の葉や根に週に1〜2回程度、軽くスプレーします。
- 株分け後の苗の場合:最初の水やりとして、希釈液を鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。その後は、1〜2週間に1回の水やりをメネデール希釈液に置き換える形で与えます。
私の場合、胡蝶蘭の植え替えや株分けの際には、必ずメネデールを使っています。弱った株の回復を助けたり、新しい根の発生を促したりする「お守り」のような存在ですね。特に株分け直後のデリケートな時期には、心強い味方になってくれますよ。

親株の茎から増やす「胴切り」という手法
高芽が出ない場合でも、胡蝶蘭を増やす方法があります。それが「胴切り(どうぎり)」という手法です。
これは、長年育てて茎が間延びしてしまった株や、葉の枚数が多くて元気な株を、文字通り茎の途中で切り分けて2つの株にする方法です。少し大胆な方法ですが、成功すれば効率的に株を増やすことができます。
胴切りに適した株
- 茎が長く伸び、下の葉が落ちて間延びした姿になっている。
- 上部の茎から、新しい元気な根(気根)が何本も出ている。
- 葉の枚数が全体で5〜6枚以上あり、株全体が健康である。
これらの条件が揃っていることが、胴切りを成功させるための重要なポイントです。
胴切りの手順
- 準備:殺菌した清潔なハサミやカッターを用意します。
- 切る位置の決定:株を2つに分けます。切った上側(頭の方)に、元気な葉が2〜3枚と、新しい根が2〜3本以上残るように、切る位置を決めます。
- 切断:決めた位置で、思い切って茎をスパッと切り分けます。
- 切り口の処理:上下両方の株の切り口に、殺菌剤(トップジンMペーストなど)を塗って、病気の侵入を防ぎます。なければ、切り口を数日間しっかり乾かします。
- 植え付け:上側の株は、新しい鉢に水苔などで植え付けます。下側の株は、元の鉢のまま管理を続けると、残った茎の節から新しい芽(子株)が出てくるのを待ちます。
また、下側の株から新しい芽が出るまでには時間がかかることもありますので、気長に待つことが大切です。
株分け後の管理と水やりの注意点

高芽の株分けや胴切りを行った後の胡蝶蘭は、人間で言えば大手術を終えた後のようなデリケートな状態です。その後の管理が、株が元気に根付くかどうかを左右する重要なポイントとなります。
置き場所
植え付け後は、直射日光の当たらない、明るく風通しの良い場所で静かに休ませてあげましょう。頻繁に場所を移動させると株のストレスになるため、環境に慣れるまではそっとしておくことが肝心です。
水やり
最も重要なのが水やりです。植え付け後、すぐには水を与えません。
植え付け後の最初の水やり
植え付けから1週間〜2週間ほど経って、植え込み材が完全に乾いてから、最初の水やりを行います。これは、切り口や植え付けの際にできたかもしれない小さな傷が乾き、そこから雑菌が入るのを防ぐためです。
最初の水やりは、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。その後は、通常の胡蝶蘭の管理と同様に、植え込み材の表面が完全に乾いてから次の水やりを行うようにします。根がしっかり張るまでは、乾燥気味に管理するのが根腐れを防ぐコツです。
もし、葉の乾燥が気になるようであれば、霧吹きで葉の裏表に水をかける「葉水(はみず)」を行って湿度を保ってあげましょう。
肥料
肥料もすぐには与えません。株が新しい環境に慣れ、新しい根や葉が動き出すのが確認できてから、植え付け後1ヶ月くらいを目安に開始します。最初は規定よりもさらに薄めた液体肥料から始め、徐々に通常の濃度にしていくのが安全です。弱っているときに濃い肥料を与えると、かえって株を傷める原因になります。
胡蝶蘭の茎から芽が出たら観察しよう!見分け方と育て方のまとめ
- 胡蝶蘭の茎から出る芽は主に新しい花になる花芽か子株になる高芽
- 芽の正体は生える場所、伸びる向き、先端の形でじっくり見分ける
- 鉢の外に飛び出す気根は大切な器官なので切らない
- 花芽の枝分かれは株が元気な証拠で、そのまま咲かせても良い
- 高芽は葉が2〜3枚、根が3本以上かつ5cm以上になったら株分けできる
- 高芽を育てることは親株の体力を消耗するため株の状態を見て判断する
- 意図的に高芽を出すには暖かい時期に花茎の節を薬剤で刺激する方法がある
- メネデールは発根を促進する活力素で高芽や株分け後の成長を助ける
- 高芽が出ない株は元気な気根があれば胴切りで増やすことも可能
- 株分けや胴切りは株への負担が大きいため生育期の春に行う
- 株分け直後はすぐ水やりせず1〜2週間は乾燥させてから行う
- 肥料も植え付け後1ヶ月ほど経ってから薄めのものから始める
- 出てきた芽が何なのかを正しく理解し適切に対処することが大切
- 胡蝶蘭の茎から芽が出るのは新しい楽しみが増えるチャンス
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